太魯閣渓谷を路線バスで行くベストな方法
太魯閣渓谷を路線バスで行くベストな方法
まずは要点を
1.1133Aのバスに乗る
2.バス1日券250元を買うより、悠遊卡(EasyCard)でバスに乗った方が早いし安い
3.花蓮駅7:00の始発に乗るのがベスト
4.降りるべきバス停は砂卡礑、燕子口、天祥、長春祠、七星潭の5か所
5.太魯閣渓谷内では302番のバスにも乗る
以下解説
花蓮客運が運行する 1133A という番号の路線バスが花蓮駅から太魯閣渓谷へ走っています。太魯閣渓谷というバス停で降りるとそこに絶景が待っているわけではなく、太魯閣渓谷の中に6か所バス停がありそれぞれの場所で降りて、観光して、また乗って次のスポットに移動するわけです。
具体的なバス停は以下の通り
往路:
花蓮火車站→七星潭→新城火車站→太魯閣→太魯閣ビジターセンター→砂卡礑→布洛湾→燕子口→緑水→天祥
復路:
天祥→緑水→燕子口→長春祠→太魯閣ビジターセンター→太魯閣→新城火車站→七星潭→花蓮火車站
※砂卡礑と布洛湾は往路でしか止まらないので注意※長春祠は復路でしか止まらないので注意
バスは7時~17時まで1時間に1本程度の割合で出ています。
いわゆる太魯閣渓谷と言われているのは太魯閣→太魯閣ビジターセンター→砂卡礑→布洛湾→燕子口→緑水→天祥の部分です。
太魯閣、太魯閣ビジターセンター、布洛湾、緑水は特に見どころがないので別に行かなくてもいいかと思います。実際バスに乗っててここで降りたのは自分1人だけとかでした。
自分が実際に行った時のルートと時間
7:00 花蓮火車站 1133Aバス始発に乗車
7:54 砂卡礑 下車
次のバスが砂卡礑を通るのは9:18、9:58、10:48
砂卡礑歩道をトレッキング、9:58をターゲットに決めて1時間進んで1時間で戻ってくる
10:01 砂卡礑 1133Aバスに乗車(時刻表より3分遅れ)
10:15 布洛湾 下車
次のバスが布洛湾を通るのは11:02、12:12
見どころあまりなく30分ほどで終了、コンビニで事前に買っておいたおにぎりを食べながら休憩
11:03 布洛湾 1133Aバスに乗車(時刻表より1分遅れ)
11:09 燕子口 下車
次のバスが燕子口を通るのは12:20、13:10
燕子口歩道を30分散策、ツアー客は歩道の終点にツアーバスが迎えに来ていた、路線バス組の自分は同じ道を30分かけて引き返す
12:20 燕子口 1133Aバス乗車(時刻表通り)
12:30 緑水 下車
次のバスが緑水を通るのは13:20、14:40
緑水歩道が閉鎖されていてすることがなくなる
13:23 緑水 1133Aバス乗車(時刻表より3分遅れ)
13:27 天祥 下車
次のバスは14:10、15:00
お寺を見て回りバス停に戻ると14:10のバスがちょうど目の前で出発
コンビニでアイスを食べて休憩
太魯閣渓谷内を走る302番のバスもあることを思い出してバス停で待つ
14:40 天祥 302番のバスに乗車
15:06 長春祠 下車
次のバスは15:22、16:12
長春祠歩道は閉鎖されていて長春祠には行けず、遠くから写真を撮るだけで終了
15:24 長春祠 1133Aバスに乗車(時刻表より2分遅れ)
15:59 七星潭 下車
次のバスは16:47、17:57
疲れてきたのであまり動き回らずビーチに腰を下ろして海を眺める
16:47 七星潭 1133Aバスに乗車(時刻表通り)
17:04 花蓮 下車
こんな感じで始発のバスに乗って終バスの1本前の便で帰ってきました。
毎回ICカードで乗車した結果、トータルのバス代は234元、1日乗車券の250元よりも安くなりました。
1日乗車券だと302番のバスには乗れないはずなので、1日券で乗ってたら250+23元(302番バス1回分)=273元になってたはず。
太魯閣渓谷内は1133A以外のバスも走っていて、1133Aのバスが1時間に1本なのを考えるとタイミング的に別の番号のバスに乗る機会があるかと思います。
このバスは1日券で乗れるの?ってドライバーに確認するよりもはじめっからICカードで乗った方が分かりやすい、値段もそんなに変わらないし。
というかICカードで乗ったら250元より安くなった。
ICカードだと運賃が15%安くなるせいかも?
今回降りたバス停のうち、布洛湾と緑水は行かなくても良かったかな。
この2か所を飛ばせば一通り周って15時頃には花蓮に帰ってこれる。
もしくは砂卡礑歩道を一番奥まで散策する時間ができる。
砂卡礑歩道は砂卡礑川に沿ってある歩道で水の透明度が高く碧い水面が光って綺麗でした。
今回巡った中では砂卡礑が一番きれいだった。
太魯閣渓谷内で流れているメインの川は立霧渓と言って水が土砂を含んでいて灰色の川です。
砂卡礑川は本流の立霧渓とは別物なので水質が全然違います。
砂卡礑に一番時間をかけるのがおすすめ。