トルファンからカシュガルへの移動(2018年7月)
高鐵で18時間、324元
トルファンには高鐵の駅が2つある。
トルファン北駅とトルファン駅。
町から近いトルファン北駅は市バスで30分、たったの1元で行ける。
町の至る所ににバス停はあるので行き方も簡単だ。
それに対してトルファン駅は町から遠く市バスでは行けない。
市バスに乗ってバスターミナルへ行く、バスターミナルでチケットを買ってトルファン駅へ行く、トルファン駅で高鐵に乗るという3ステップを踏まないといけないので時間がかかるし手順が少し複雑だ。
アクセスの良いトルファン北駅から乗車したいという気持ちはみんな同じようで
トルファン北駅からカシュガル行きの寝台列車は5日後まで売り切れだった。
仕方なくトルファン駅の方で列車を探すが当日、翌日分は売り切れ、2日後の切符ならようやく手に入りそうだ。
以前、麗江で高鐵に乗ったときは切符を買うのに駅の窓口で1時間以上並んだ。
ネットで予約しても発券は窓口でしないといけない。
列車に乗る当日に窓口が混んでて発券できないまま時間オーバー、目的の列車に乗り遅れなんてことになったら切符を買いなおして搭乗予定日はさらに2日後となってしまう。
できれば事前に発券までしておきたいがそのために駅まで行くとなると結構時間を取られる。
出発地以外の駅窓口でも発券はできるので市バスで行けるトルファン北駅に行くとした場合、
市バスの待ち時間30分
市バスの乗車時間30分
駅構内に入るためのセキュリティチェック30分
窓口の行列に並ぶ1時間30分
帰りの市バス待ち時間30分
市バスの乗車時間30分
トータル4時間かかりそう。
切符1枚のために4時間はなー、めんどくさすぎるなー。
街中に出張販売所ないかなーと思って百度地図を検索したらありました。
吐魯番火车票代售処
ホワイトキャメルゲストハウスからは青年路の葡萄棚を北の端まで抜けて道路を渡ったあたり、徒歩でも行ける距離です。
これならネットで予約しなくても代售処に直接行って切符が買える!
実際に代售処に行ってみると・・・
潰れてました。
鉄扉に鎖がまかれて廃墟になっている。
お昼休みでちょっと閉めてるとかそういう雰囲気ではない。
なんだか気が抜けちゃったので、もう当日発券でいいや、ネットで予約だけしとこうってことで宿に戻ってCtripで予約。
Ctripのアカウントを作って予約、いざ決済ってところでネット予約手数料が30元かかることが判明。
今回は長距離移動で324元の切符だから30元くらいならまあいいかと思えるけど、
ウルムチ→トルファン北の51.5元の切符を買うときなんかに30元も手数料取られたらたまったもんじゃないなー。
こういうところが中国は旅行しにくいんだよ。
事前にスケジュール決めて切符買っておかなきゃ旅行できない。
街に着いて一通り行きたいところを回って満足したから次に行こうって感じの旅ができない。
事前に切符を買っちゃったらもう少し見たいところあるのに移動しなきゃとか、もう飽きたのに明後日の列車まで時間つぶさなきゃとか、ストレスがたまる。
そうはいってもしゃーないからもう買っちゃえと思って値段をよく見ると
Ctripの検索結果より決済価格の方が安くなってる。
Ctripの検索結果だと硬臥が324元
オンラインの決済画面だとチケット自体が289.5元に安くなってる。
予約手数料30元を加えた319.5元でも元値より若干安い。
意味が分からないけど安くなるなら別にいいや。
オンライン割引みたいなのがあるのかな?
とりあえず予約はこれで完了。
ここからは移動日当日の話。
まずはホワイトキャメルゲストハウスからバスターミナルまで歩いていく。
徒歩で15分。
ホワイトキャメル以外に泊まっている人もバスターミナルから徒歩5分くらいの位置までは市バスで行けます。
客運中心(バスターミナル)の1つ北側の通り、銀行前みたいな名前のバス停だった気がする。
ここで手荷物検査を受けたり台帳にパスポート番号や名前を書かされたりしてバスターミナルに入る。
窓口はあまり並んでいなかったのでセキュリティチェック含めて15分くらいで切符を買えた。
待ち時間10分程度でバスは出発、1時間かけてトルファン駅に到着。
トルファン駅でもセキュリティチェックを受け窓口へ。
ここで1時間半くらい並ぶつもりでいたが窓口には1人しか並んでいない。
スマホで予約完了画面とパスポートを見せたら簡単に発券してもらえた。
拍子抜け。
おかげで発車時刻まで2時間くらい余裕ができてしまった。
トルファンでは当日購入で乗れる列車がほぼないのでみんな窓口では買わずにネットで予約しちゃうから現場の窓口は空いてるってことかな。
中国人ならネットで予約すれば街中の自販機みたいなので発券できるんだよね。
中国人の身分証明書カードみたいなのがないと自販機使えないから外国人旅行者には無縁だけど。